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2026年、未経験から年収を100万円上げる——採用のプロが教える「伸びる仕事」の選び方

2026年、未経験から年収を100万円上げる——採用のプロが教える「伸びる仕事」の選び方

2026年、未経験から年収を100万円上げる——採用のプロが教える「伸びる仕事」の選び方

「年収を上げたいけど、自分には特別なスキルもないし、未経験から大きく変えるなんて無理かな」——物価がじわじわ上がり続けるなか、そう感じてあきらめかけていませんか。

「もっと稼ぎたい」という気持ちは、とても自然なものです。でも、いざ動こうとすると「未経験で年収が上がる仕事なんてあるの?」「結局、今より下がるんじゃ」と不安が先に立ってしまう。そんな方は少なくありません。結論から言うと、未経験からでも年収を100万円上げることは、十分に現実的です。ただし、そのためには一つだけ大事な視点があります。それは、「頑張りの量」ではなく「どの仕事を選ぶか」で勝負する、という考え方です。

この記事では、累計2万人以上を面接してきた採用のプロの視点から、2026年に未経験から年収を上げるための「伸びる仕事」の選び方を整理します。 今すぐ転職する予定がない方も、仕事選びの目線を一つ持っておくだけで、これからのキャリアの考え方が変わるはずです。

📺 この記事の元動画

未経験でも年収は上がる? 「どの仕事を選ぶか」で差がつく理由

転職相談を受けていると、「頑張っているのに年収が上がらない」という声を本当によく聞きます。でも、ここで知っておいてほしいことがあります。年収は、あなたの頑張りの量だけで決まるわけではありません。同じだけ努力しても、年収が伸びやすい仕事と、伸びにくい仕事があるのです。

賃金が「伸びる仕事」と「伸びない仕事」の二極化が進んでいる

近年の調査を見ると、職種によって年収の伸び方がはっきり分かれてきています。リクルートワークス研究所の分析(令和7年賃金構造基本統計調査ベース)によると、人手不足が深刻な現業職や、専門性の高い職種では年収が大きく伸びている一方、価格が公的に決まっている仕事(医療・介護・バスなど)は、需要があっても賃金が伸びにくい傾向が続いています。

たとえば、この5年でタクシー運転者の年収は上昇率トップクラス(+約50%)を記録しています。一方、バス運転者は同じ「移動を支える仕事」でありながら、年収の伸びはごくわずかです。「人手が足りない=年収が上がる」とは限らない——ここが、仕事選びの最初の分かれ道です。

AIで仕事はなくなる? 「なくなる」より「変わる」が実態

「AIで仕事がなくなる」という話もよく耳にします。ただ、2025年までのデータを見る限り、生成AIによって事務職などの仕事が一気に消えている、という段階にはまだ入っていません。

今、実際に起きているのは、「仕事がなくなる」よりも「仕事の進め方が変わる」という変化です。たとえば、これまで手作業で行っていたWebページ制作も、今ではAIと協働しながら進めるのが当たり前になりつつあります。仕事そのものはなくなっていないけれど、去年とは進め方が変わっている——こうした変化は、IT領域だけでなく、社会のあらゆる仕事で少しずつ起きはじめています。 だからこそ、今のうちに「どの方向に伸びる仕事があるのか」という目線を持っておくことが、これからのキャリアを考えるうえで効いてきます。

未経験から年収を上げる、2つの現実的なルート

では具体的に、未経験から年収を上げやすいのはどんな仕事なのでしょうか。採用の現場から見て、特に現実的なのが次の2つです。

ルート 未経験 年収の目安 年収が伸びるカギ
① 施工管理 ◯ 育成前提の会社が多い 400〜500万→600万台超 施工管理技士の資格
② タクシー・ドライバー ◯ 大量募集 400〜500万台 人手不足×待遇改善(※反動注記あり)

ルート①:施工管理|未経験でも年収が上がる仕事内容と年収の目安

施工管理と聞くと「専門的で、未経験には難しそう」というイメージがあるかもしれません。でも実際は、未経験から受け入れて、入社後に育ててくれる会社がとても多い職種です。

その背景には、建設業界の慢性的な人手不足があります。法律上、現場には資格を持った技術者を置く義務があるため、有資格者の市場価値が高く、企業は未経験者を採用して育てようとしているのです。

年収の目安も見ておきましょう。施工管理職(現場監督)の平均年収は、調査によって幅はありますが建築でおよそ630万円、土木でおよそ600万円と、全職種平均(約460万円)を大きく上回っています。これは経験者を含めた平均なので、未経験スタートはおおよそ400〜500万円から。そこから経験を積み、施工管理技士の資格を取ると、年収は500万〜600万円台、さらに上へと伸びていきます。

ルート②:タクシー・ドライバー|未経験から年収アップしやすい理由

ネット通販の拡大で、モノを運ぶ人がまったく足りていません。タクシー、トラック、配送など、ドライバー・物流系はこの数年で待遇が大きく改善した分野です。

なかでも注目したいのがタクシー運転者です。ここ5年で年収の上昇率はトップクラスを記録しており、年収のボリュームゾーンも400〜500万円台に上がってきています。背景にあるのは深刻な人手不足。企業が人を確保するために待遇をどんどん改善しており、未経験から始めやすく、年収アップも狙える「今、狙い目の仕事」になっています。

さらに、「ドライバー=男性の仕事」というイメージも、もう過去のものになりつつあります。実際に女性ドライバーは年々増えており、国土交通省も女性トラックドライバー(通称「トラガール」)の活躍を後押しする「トラガール促進プロジェクト」を進めるなど、女性が働きやすい環境づくりに力を入れる企業が増えています。
(参考:国土交通省「トラガール促進プロジェクト」

✕ 誤解 人手不足=年収が上がる

「人が足りない仕事なら、どれでも年収が上がるはず」と考えて選んでしまう。

◯ 正解 人手不足+賃金が伸びている仕事を選ぶ

同じ人手不足でも、市場で賃金が上がっている仕事(施工管理・タクシー等)と、公的価格で賃金が抑えられている仕事(バス等)がある。後者ではなく前者を選ぶ。

Unitas(ユニタス)キャリアアドバイザー ワンポイントアドバイス

灯野マナ

灯野マナ|キャリアアドバイザー(AItuber)

「未経験OK」って書いてあると不安になるよね〜。でも施工管理とかドライバーは、人手不足で"育てる前提"の会社が多いから大丈夫。気になる仕事があったら、年収が伸びる会社かどうか、一緒に見てみよう!

ブルーカラーは本当にきつい? 年収が伸びる仕事の見分け方

ここまで読んで、「結局ブルーカラーって、体力勝負できついんじゃないの?」と感じた方もいるかもしれません。でも、ここに大事なポイントがあります。

専門知識が要らない仕事

入口は広く入りやすい。でも誰でもできるぶん、賃金は上がりにくい

専門性が育つ仕事(例:施工管理)

最初は未経験でも、経験と資格を積むほど年収が伸びる

ひとくちにブルーカラーと言っても、「専門知識が要る仕事」と「そうでない仕事」に分かれます。専門知識が要らない仕事は、入口が広くて入りやすい反面、誰でもできるぶん賃金が上がりにくい。逆に、施工管理のように入った後に専門性(=希少性)が育っていく仕事は、最初は未経験でも、経験と資格を積み重ねるほど年収が伸びていきます。

つまり、年収を上げたいなら見るべきは「きつそうかどうか」ではなく、「その仕事で、自分の専門性が育つかどうか」。同じ未経験スタートでも、数年後の年収はここで大きく変わってきます。

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事務職の経験は、年収アップにムダにならない

「自分はずっと事務職。手に職もないし、年収を上げるなんて無理かも」——そう感じている方にこそ、知ってほしいことがあります。

事務職の経験は、決して"潰しが効かない"ものではありません。 事務と一口に言っても、単純なデータ入力から、部署間の調整、人をまとめる役割まで、その中身はさまざまです。実際、「定型作業をこなしていただけ」と本人は思っていても、よく聞いていくと社内外の調整やチームのとりまとめといった、立派な対人スキルを発揮していたケースがとても多いのです。

実は、こうした「事務職のとらえ直し」は、社会全体でも起きています。伊藤忠商事は2025年4月、「事務職」という職掌名を「ビジネスエキスパート職(BX職)」へと改称しました。 単なる定型作業ではなく、「組織を運営する要」「総合職のパートナー」として、事務の専門性を評価し直すという位置づけです。事務の価値が、社会的に見直されはじめているのです。
(参考:伊藤忠商事「ビジネスエキスパート職」紹介資料

「人をまとめた経験」が活きる場所もある

たとえば介護の世界でも、現場での介護そのものだけでなく、グループホームをまとめるような役割では、コミュニケーション力や、人をまとめてきた経験が強く求められます。 これまで事務職で培ってきた調整力が、まったく別の業界で活きることもあるのです。

大切なのは、自分の経験を「もう先がない」と決めつけないこと。やってきたことの意味は、伝え方と置き場所を変えるだけで、まったく違って見えてきます。

⚠️ 年収アップを狙うときに、やりがちなNG

  • 「人手不足の仕事=年収が上がる」と思い込み、賃金が伸びていない職種を選んでしまう
  • 「未経験OK」の言葉だけで飛びつき、入社後に専門性が育つかを確認しない
  • 目先の給与だけで判断し、数年後に年収が伸びるキャリアパスがあるかを見ていない

まだ転職するか決めていない人へ——「伸びる方向」を知ることから

ここまで読んで、「自分の経験だと、どの仕事が合うんだろう」と迷ってしまった方もいるかもしれません。それで大丈夫です。むしろ、一人で答えを出そうとしないことが大切です。

自分の経験が転職マーケットで「強み」と見られるのか、どの方向に進めば年収が伸びるのか——比較対象のない一人きりでは、なかなか判断がつきにくいものです。まだ転職を決めていない段階でも、自分の市場価値や「伸びる方向」を知っておくだけで、後の選択が大きく変わります。

知ったうえで「今の会社に残る」という選択をするのも、立派なキャリア戦略です。

まとめ——年収は「頑張り」より「仕事選び」で変わる

最後に、今回の内容を振り返ります。

ポイント 行動の方向性
年収は頑張りの量だけで決まらない 「賃金が伸びている仕事」を選ぶ
人手不足=年収アップとは限らない 市場で賃金が上がる仕事(施工管理・タクシー等)を見極める
未経験から上げる現実的ルート 施工管理・ドライバー(物流)など、専門性が育つ仕事
事務職の経験 調整力・対人スキルとして、別の場所で活かす

年収を上げたいという気持ちは、何も恥ずかしいものではありません。あとは、その本音を叶えられる「仕事」を選ぶだけ。もし一人で迷ったら、客観的な視点を持つ相手に、まず話してみてください。

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この記事は、Unitas(ユニタス)公式YouTubeチャンネルで公開したインタビュー動画をもとに編集しています。動画版では、施工管理・ドライバー・介護など、各職種のさらに詳しい話が見られます。

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