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文系未経験多数在籍のおすすめのIT企業とは?事前準備について

文系未経験多数在籍のおすすめのIT企業とは?事前準備について

IT企業への入社は理系やエンジニア経験者でないと難しいイメージがありますが、文系未経験者でも十分可能です。プロジェクトマネジメントやマーケティング、デザインなど、文系の強みを生かせる仕事も多く、文系未経験者を歓迎する企業も増えています。
この記事では文系未経験者が多数在籍するIT企業を紹介するとともに、おすすめの職種やIT業界に入るための準備や面接対策を解説します。文系未経験からIT企業に就職するための企業選びや準備にお役立てください。

文系未経験者でもIT企業に挑戦できる?

IT求人は理系や経験者中心のイメージが強いですが、文系未経験者でも十分挑戦できます。

従来のIT業界は理系出身者が主流でしたが、現在では文系出身者が増加し、2023年の大学学部生の新卒就職者では文系出身者が6割以上を占めたとの報告があります。

また、基本的にIT業界は即戦力となる人材を求めていますが、深刻な人材不足により未経験者を積極的に採用して育成する企業も増えています。研修制度が整った企業であれば入社後に必要なスキルを身につけられるため、文系未経験者でもエンジニアを目指せます。

文系未経験者は実はIT企業にとって重要

文系未経験者は、不足する人材の確保のほかに「文系出身のバックグラウンドが仕事で役立つ」「コミュニケーションスキルがある」といった理由から、IT企業にとって重要です。

IT業界が発展する中で、技術だけでなくビジネスの視点も重視されるようになりました。文系出身のバックグラウンドは、ユーザーのニーズや市場動向を理解し、ビジネス戦略やマーケティング、プロジェクト管理などをおこなうために役立ちます。

また、一般的に文系出身者はコミュニケーション能力が高く、チーム内の調整やクライアントとの折衝で強みを発揮できます。例えば、エンジニアはチームでプロジェクトに取り組むため、「相手にわかりやすく伝える」「ほかのメンバーが求めていることを察する」などのコミュニケーション能力が欠かせません

このように、IT企業には文系出身者が強みを生かせる場面が多いため、文系未経験者を積極的に採用する企業も少なくありません。

文系未経験者が活躍するおすすめのIT職種5選

文系未経験からIT業界で成功を目指すなら、コミュニケーション能力やマネジメント力などを生かせる職種を選ぶことが大切です。そこで、ここでは文系未経験者におすすめの5つのIT職種を紹介します。

文系未経験者におすすめのIT職種①ITコンサルタント

ITコンサルタントとは、ITで企業の課題を解決する専門家です。クライアントのビジネス課題や技術的な問題を分析し、システムの改善や導入、新しい技術の提案などをおこないます。

クライアントとのコミュニケーションが重要なため、文系出身者が力を発揮しやすい職種といえるでしょう。

文系未経験者におすすめのIT職種②プロジェクトマネージャー

プロジェクトマネージャーは、プロジェクトを円滑に進めるための計画立案や予算・スケジュール等の管理が主な仕事です。チームの指導や進捗管理などだけでなく、外部とのやり取りも多く、コミュニケーション能力が必要です。また、プロジェクトを期限までに予算内で成功させるため、マネジメント力も発揮できます。

文系未経験者におすすめのIT職種③UX/UIデザイナー

UX(ユーザーエクスペリエンス)デザイナーはWEBサービスの使いやすさや印象などの体験を、UI(ユーザーインターフェース)で操作画面でユーザーが目にする部分を設計します。

どちらもユーザーの視点が重視されるため、文系の感性を生かせる分野です。

文系未経験者におすすめのIT職種④デジタルマーケター

デジタルマーケターは、WebサイトやSNS、アプリなどを活用してデジタルマーケティング戦略をおこないます。サービスや商品に合わせて情報発信やSEO対策などを実施し、成果を分析してクライアントに報告するまでがデジタルマーケターの仕事です。

クリエイティブな企画力や読みやすいライティング、トレンドに敏感な感性などが求められるため、文系の強みを発揮しやすいといえるでしょう。

文系未経験者におすすめのIT職種⑤QAエンジニア(品質管理)

QA(Quality Assurance)エンジニアは、システムやソフトウェア開発において品質保証(Quality Assurance)を担当します。具体的には、テスト計画の作成や、バグや不具合のチェック、改善点のフィードバックなどをおこないます。

システムやソフトウェアの品質を左右する重要な仕事で、文系出身者の細やかな観察力と論理的思考力を活かせます。

文系未経験者におすすめのIT企業5選

文系未経験からIT業界を目指すなら、企業選びも重要です。そこで、ここでは文系出身者が多数在籍している、または未経験者を積極的に採用している企業を紹介します。

文系未経験者におすすめのIT企業①サイバーエージェント

サイバーエージェント」は、メディア事業、インターネット広告事業、ゲーム事業など、幅広い事業展開をおこなうIT企業です。既卒社会人向けに新卒同様の育成環境を整えた「Re:Career採用」を実施しており、未経験で異業種から入社する方も少なくありません。

未経験者を積極的に採用する理由は、「固定観念が強くないことで吸収が速い」から。新卒者やRe:Career採用者は「トレーナー・トレーニー制度 」が適用され、ひとり立ちするためのサポートを受けられます。

キャリアの方向性はエンジニア・マネジメント・スペシャリストの3つがありますが、複数キャリアにまたがる職務を担ったり、途中で変更する方もいるそうです。新しい技術トレンドに対応するための「リスキリングセンター」や希望する他部門やグループ会社への異動をチャレンジできる社内異動公募制度などもあり、若手だけでなく、ベテラン社員も多く活躍しています。

文系未経験者におすすめのIT企業②DeNA

DeNA」はベンチャーからスタートし、ゲーム、ライブ配信、ヘルスケア、スポーツなど幅広いサービスを提供するIT企業です。「DeNA Quality」と呼ばれる共有の価値観があり、DeNAで働くすべての人にとって日々の行動や判断の拠り所になっています。

新卒採用ページには “寄り道経験者も大歓迎 就業経験の有無、年齢やいつ卒業したかは問いません” とあり、既卒者でも新卒者同様のサポートを受けられます。

開発だけでなく、サービス企画や事業をリードするエンジニアが多いのが特徴で、キャリアには、エキスパート・サービスリード・ビジネスリード・テクニカルリード・組織リードがあります。どれかひとつを選ぶ必要はなく、複数を組み合わせる方もいるそうです。

文系未経験者におすすめのIT企業③日本IBM

日本IBM」はアメリカ企業IBMの日本法人で、いわずと知れた老舗IT企業です。情報システム関連の製品開発・販売のほか、ITノウハウを生かしたコンサルティング業務もおこなっています。

既卒でも職務経験は不問で、新卒と同じ選考に挑むことができます。採用では学歴より英語力が重視される傾向にあるため、英語を得意とする文系出身者には有利といえるでしょう。

文系未経験者におすすめのIT企業④サイボウズ

kintoneをはじめとしたグループウェア製品の開発・販売・保守をおこなう「採用情報 | サイボウズ株式会社」。2007年からは海外拠点の展開を始め、グローバル事業にも力を入れています。

IT業界・職種未経験者向けのチャレンジ採用枠「ポテンシャル採用」では、“募集要項で求められた要件を満たしていないがサイボウズに興味がある”など、年齢や過去の経験に縛られない採用活動をおこなっています。

文系未経験者におすすめのIT企業⑤リクルートスタッフィング情報サービス

ITエンジニアの派遣サービスをおこなう「リクルートスタッフィング情報サービス」。取引先は大手IT企業が中心で、正社員として派遣されて仕事をおこないます。期限を定めない無期雇用派遣のため、安定した環境でキャリアアップが可能です。

未経験者に特化した研修・教育制度が充実しており、文系出身者やIT企業未経験者が多いのが特徴です。また、会社推奨資格の取得時には試験代やお祝い金を支給するなど、キャリアアップの支援も受けられます。さらに、リクルートグループならではの充実した福利厚生も魅力です。

文系未経験者がIT業界に入るための事前準備

文系未経験者OKのIT企業でも、選考ではITスキルが重視されるケースが多いです。また、スキルなしにIT業界に飛び込むと、研修内容が理解できないなどの事態になりかねないため、基礎的なITスキルを身に付けておくことが大切です

目指す企業によって必要なITスキルは異なりますが、最低でもプログラミングの基礎やExcelやWordの使い方などは習得しておきましょう。これらの学習には、書籍やオンラインスクールのほか、無料の動画やアプリなども活用できます。

また、 IT技術は非常に変化が早いため、常に最新の動向やトレンドを押さえることも重要です。ニュースサイトや動画サイトなどを活用し、最新の情報を取り入れておきましょう。

IT企業に入るには、スキルだけでなく人間性も重要です。柔軟性や好奇心、論理的思考力、コミュニケーション能力などを磨き、「一緒に働きたい」と思われる人材を目指しましょう。

IT業界の面接で求められるポイントと対策

IT企業の面接では、技術的なスキルよりもポテンシャルやコミュニケーション力が重視されるケースが多いです。このため、無理にIT知識やスキルをアピールするより、文系や未経験の強みを伝えることが得策といえるでしょう。

面接では、「志望動機」「自己PR」「自分の長所や短所」「今までの経験」「入社後にやりたい仕事」などをよく聞かれます。例えば自己PRでは、自分の強みやこれまで努力してきた経験などを簡潔にまとめ、最後に自分の強みが入社後にどう生かせるかを述べましょう。

また、最近気になったニュースや新しいIT技術について聞かれることもあります。最新のITに関するニュースや業界のトレンドを把握し、積極的に情報収集する姿勢をアピールすることも大切です。

文系未経験者でもIT業界で成功できる!

IT業界は深刻な人手不足に陥っており、以前に比べると未経験でも入りやすくなっています。また、IT技術の発展にともない職種が多様化し、マネジメント力やクリエイティブな企画力など文系出身者が強みを生かせる仕事も増えています。

文系未経験者がIT業界に入るには、自分で企業を見つけて応募する方法以外に人材紹介会社に登録する方法もあります。自分に合った方法で就職先を選び、IT業界での活躍を目指しましょう。

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