未経験〜微経験からITエンジニアへ|8万件の求人から見えた“現実的に挑戦できる企業”とは
IT業界には未経験歓迎を掲げる求人が数多く存在します。つまり、未経験・微経験からエンジニアを目指すことができるチャンスがあるのは間違いありません。しかし、「未経験OK」といっても、求める条件は企業ごとにまったく違っています。この違いを知らずに求人を選んでしまうと、ミスマッチが起きやすくなってしまいます。
この記事では、未経験〜微経験でも現実的に挑戦できるIT企業を厳選して紹介すると同時に、それぞれの企業が「どんな人材を未経験として受け入れているのか」「どこを評価ポイントとして見ているのか」を、わかりやすく解説していきます。
この記事は、次のような状況に心当たりがある方を想定しています。
・「未経験OK」に応募しているが、書類で落ち続けている
・ITの勉強はしているのに、どの企業なら評価されるのかわからない
・SESは避けたいが、現実的な選択肢が見えない
・「まだ準備不足かも」と感じて一歩踏み出せていない
もし一つでも当てはまるなら、この記事の内容は、
今後の企業選びや準備の方向性を整理するヒントになるはずです。
「未経験〜微経験OK」=「楽に入れる企業」ではない

「未経験〜微経験OK」と聞くと、入社のハードルが低い企業なのではないか、と考える人もいるかもしれません。しかし、ここで紹介するのは、「誰でも入れる」「楽にエンジニアになれる」企業ではありません。
そのため、ここではまず、以下の点について率直に解説していきます。
これは決して、不安を煽るための話ではありません。
むしろ、「どこで評価されるのか」を知らないまま応募を繰り返すことの方が、時間も自信も失いやすいからです。
未経験・微経験からでも通過実績がある企業には、共通する評価ポイントと、明確な前提条件があります。
- 未経験・微経験でもチャンスが残っている企業の共通点
- なぜ今回紹介する企業が「簡単ではない」のか
- どんな人であれば現実的にチャレンジできるのか
「入りやすさ」ではなく、入社後にキャリアとして成立するか、成長前提で経験を積めるかを基準に、本当におすすめできる企業だけをピックアップしています。とにかく内定を取ることよりも、遠回りせず、エンジニアとして着実に成長したい方に向けた内容といえるでしょう。
未経験~微経験でもチャンスがある企業の特徴

未経験・微経験でもチャンスがある企業に共通している点として、研修や育成を前提にした採用であること、そして入社後の成長を期待していることが挙げられます。
しかし、当然のことながら「誰でもOK」というわけではありません。多くの企業の採用担当者は、未経験であっても何らかの強みや準備があるかを見ています。
具体的なチェックポイントとしては、以下のような点が挙げられます。
- 理系学部出身などのバックグラウンド
- 独学やスクールを含めたIT学習の継続
- 微経験として、実務に近い開発や運用に触れた経験
また、「未経験・微経験でもチャンスがある企業」の中でも評価されやすい条件は企業ごとに異なるという点に注意が必要です。そのため、「未経験者歓迎」というフレーズだけで判断せず、応募する企業の採用担当者が重視している点を想定しておくことで、その後のミスマッチが起こりづらくなります。
こうした点を意識していれば、応募時点で、完璧なスキルがなくても問題はありません。「これからエンジニアとして成長していきたい」という意志と、そこに向けた準備があれば、未経験〜微経験の段階でも、次のキャリアとして現実的に検討できる企業は実在します。
未経験・微経験者におすすめの企業6社|「可能性がある理由」と「注意点」

ここからはUnitas(ユニタス)が提供する8万件以上の求人データの中から、未経験〜微経験でも現実的に挑戦できる可能性があるIT企業を6社紹介します。
いずれも「未経験歓迎」として採用を行っている企業ですが、育成を前提としつつも、評価ポイントや難易度はそれぞれ異なります。「自分はどのレベルなら挑戦できるのか」「どんな準備が必要か」を確認してみましょう。
1.ラーニングギフト株式会社

ラーニングギフトは、教育・育成を前提とした採用を行っており、未経験者の採用・育成実績が豊富な企業です。エンジニアの成長を前提に事業設計がされているため、「まずは学びながら現場に慣れる」というステップを踏みやすいのが特徴です。
ローコード/ノーコードなど幅広い案件があり、スキルレベルに応じた経験を積みやすい点も魅力です。一部、在宅勤務やリモート案件の選択肢があるなど、働き方の柔軟性も応募者にとっては魅力でしょう。
一方で、未経験歓迎とはいえ学習意欲や成長姿勢は重視される傾向があります。事前にIT学習に取り組んでいるかどうかが、評価の分かれ目になる点には留意しておいた方がよいでしょう。
ラーニンギフト株式会社[公式]|エンジベース、レックテレワーク、ゲーマーズハイの運営、受託開発・SES・オフショア開発
2.株式会社アルトナー

アルトナーは、設立60年以上の歴史を持つ技術系アウトソーシング企業で、経験を積みながら上流工程を目指せる環境が整っています。研修体制が充実しており、未経験層を含む採用実績もあります。
特に理工系出身者を歓迎しており、基礎的な理論理解がある人にとっては評価されやすい企業といえるでしょう。長期的に技術に向き合える環境があり、「腰を据えてエンジニアとして成長したい人」には向いています。
一方で、完全な文系・学習ゼロにとってはハードルが高い企業といえます。理系バックグラウンドや技術への適性が、一定程度求められます。
3.株式会社メイテック

メイテックは、エンジニア育成において長年の実績を持つ大手企業です。基本的には経験者中心の採用ではあるものの、経験1年程度の微経験者であれば現実的に検討可能なケースあります。
教育・フォロー体制が整っており、エンジニアとしての基礎から応用まで、段階的に経験を積みやすい環境があります。キャリアの選択肢も広く、中長期での成長を見据えた働き方ができます。
一方で、「完全未経験」には難易度が高めです。実務に近い経験や学習の積み重ねが前提になる点は、あらかじめ理解しておく必要があります。
メイテック ~エンジニアリングソリューション研究開発・設計プロのエンジニア~
4.株式会社メイテックフィルダーズ

メイテックフィルダーズは、若手エンジニアの育成を前提とした採用方針を掲げており、未経験層の受け入れ実績もあります。段階的な成長を想定したキャリア設計が特徴で、エンジニアとしての土台を作りやすい環境となっています。
また、経験に応じてステップアップしやすく、メイテックグループとしての育成ノウハウが活かされています。初期フェーズで基礎を固めたい人には、現実的な選択肢となるでしょう。
一方、配属や案件内容にばらつきが出やすい点には注意が必要です。成長意欲を持って主体的に学ぶ姿勢が重要になることを理解しておきましょう。
5.株式会社テクノプロ テクノプロ・デザイン社

テクノプロ テクノプロ・デザイン社は、IT分野に特化した人材育成制度が整っており、若手・未経験層の採用実績も豊富です。育成を前提とした案件アサインが行われるため、経験フェーズに応じた成長がしやすい点が特徴です。
多様な業界・業種に関わることができるため、ITエンジニアとしてのキャリアを描きやすく、将来的な方向性を広げやすい環境でもあります。
一方で、案件によって求められるスキルレベルは異なるため、配属後も継続的な学習が不可欠です。「入社後も努力し続ける前提」で検討する必要があります。
6.株式会社リクルートR&Dスタッフィング

リクルートR&Dは、大手グループならではの育成・支援体制が整っており、文系出身・技術未経験からの受け入れ実績もあります。案件数が豊富で、経験を積むチャンスが多いのが特徴です。
安定した基盤のもとでエンジニア経験を積むことができるため、キャリアの選択肢が広がりやすく、全国配属や一部フルリモート案件がある点も魅力です。
一方で、配属先によっては専門性が分かれやすいため、将来どの分野を伸ばしたいかを意識しておくことが重要になります。
リクルートR&Dスタッフィング|RECRUITグループ|設計・開発・評価・技術・研究のエンジニア派遣
これら6社はいずれも、「入りやすいからおすすめできる企業」ではありません。
今回紹介した6社は、すべて同じ難易度ではありません。あくまで「現在地」によって、現実的な選択肢は変わります。
現在地別|現実的に狙える企業タイプ早見表
| 現在地 | 向いている企業タイプ | この記事内の該当例 | 注意点 |
|---|---|---|---|
| 未経験 | 育成前提・若手向け | ラーニングギフト/メイテックフィルダーズ | 学習意欲が必須 |
| 理系・学習済 | 理系素養・基礎評価型 | アルトナー/リクルートR&D | 文系・学習ゼロは厳しめ |
| 実務1年前後 | 経験前提ステップアップ | メイテック/テクノプロ | 即戦力を期待されやすい |
目安として整理すると、次のように考えると分かりやすいでしょう。
・完全未経験で基礎から学びたい人
→ 育成前提・若手向けの企業
・理系バックグラウンドや学習実績がある人
→ 技術理解を評価する企業
・実務1年前後の微経験者
→ 経験を前提に次のステップを見せられる企業
「自分の場合はどこに当てはまるんだろう…」と迷った方は、
LINEで現在地を整理することもできます。
無理に転職を勧めることはありません。
今すぐ動くべきか、もう少し準備した方がいいかを
一緒に確認するだけでも大丈夫です。
IT学習を継続してきた人、理系バックグラウンドを活かして未経験から挑戦したい人や、そして何より、IT業界でキャリアを築くことに本気で向き合っている人にとって、未経験〜微経験の段階でも“キャリアとして成立する可能性がある”企業です。
自分の現状と照らし合わせながら、どの企業なら現実的に挑戦できるのかを見極めた上で、応募を検討するとよいでしょう。
なお、未経験・微経験向けの採用枠は、企業側の育成リソースの都合で常に安定しているわけではありません。同じ準備をしていても、「今」か「半年後」かで評価が変わるケースも少なくないのが実情です。
キャリアの「次の一手」にUnitas(ユニタス)のサポートを
これまで解説してきたように「未経験OK」と書かれていても、誰にでも同じ転職ルートが用意されているわけではありません。今回紹介した企業も、どの企業を・どの順番で・どんな準備で狙うかによって、結果は大きく変わります。
また、未経験・微経験といっても、現在地は一人ひとりまったく異なります。
・学習をもう少し積んでから挑戦した方がいい人
・微経験として評価される企業を狙う人
・今すぐ応募しても問題ない人

このように個々人によって状況が異なるからこそ、求人票だけで自己判断するよりも、キャリアアドバイザーと一緒に「どこで勝負するか」を整理することが、最短ルートになるケースは少なくありません。
学習からやり直したい人へ|UnitasDojoという選択肢
Unitas(ユニタス)では、未経験・微経験それぞれの現在地に合わせた学習+転職支援を用意しています。
完全未経験からAI×Javaを軸に学ぶコース、うまく評価されなかった微経験者向けのフルオーダーメイド設計など、「何が足りないか」から逆算した支援が特徴です。どちらも受講料は無料で学習だけで終わらず、転職まで一貫してサポートします。
今すぐ転職を考えている人へ|Unitasの転職支援
「今動くべきか、まだ準備すべきか」
その判断も含めて、Unitas(ユニタス)では一緒に考えます。約8万件の求人の中から、今のあなたにとって現実的な選択肢を整理するところから始められるので、方向性が固まっていない段階でも、安心して相談してください。

