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未経験からエンジニア転職!厳しい現実と成功者が語る突破の秘訣

未経験からエンジニア転職!厳しい現実と成功者が語る突破の秘訣

DXやAI技術の浸透を背景に、エンジニア職の需要が増えています。これに伴い未経験からエンジニアとしての転職を目指す人も増加傾向にあります。

「エンジニアになれば今より高い給料を稼ぐことができる」「手に職をつけることができるため安定した働き方が望める」という期待がある一方で、「転職活動が想定通りに進まなかった」という声を目にすることもあります。また、理想を求めてエンジニアへの転職を目指したものの最終的に挫折してしまったという厳しい現実を受け入れざるをえないというケースもあります。

この記事では、未経験からエンジニア転職を目指す場合の「リアル」と、転職を成功させるための具体的な方法について紹介していきます。

未経験エンジニアの現実とは?

未経験からエンジニアへの転職を目指す人が、事前に知っておくべき「現実」の代表的なものとして以下の3つが挙げられます。

  • 転職は簡単ではない
  • 独学だけでは不十分なことがもある
  • 研修制度のある企業の落とし穴

転職は簡単ではない

エンジニアに限らず、中途採用において企業は「即戦力」を求める傾向があります。求人票に「未経験可」の記載があったとしても、プログラミング学習の経験があり、ポートフォリオを持っている人材の応募があれば、未経験者よりもそうした人材が優先されるのは自然なことです。

未経験者であっても採用する企業もありますが、そうしたケースにおいては、給与が低かったり、試用期間が長いなどの条件面のマイナスが目立つ場合もあります。また、十分な研修などもなく現場に投入され、自分の目指すキャリアの実現が難しくなるといったケースも考えられます。

このように、未経験からのエンジニア転職には一定のハードルがあることを理解しておくべきでしょう。

独学だけでは不十分なこともある

未経験からエンジニアを目指す場合には、独学でプログラミングの知識を学ぶ必要があります。ProgateやUdemyといったオンラインプログラミング学習サービスなどを活用し、必要な知識を学ぶことになりますが、そうした学習だけで転職を成功させることは困難です。

なぜなら、学習にはインプットだけではなく、アウトプットが必要だからです。特にエンジニア学習においては、出来る限り実務に近い環境でアウトプットを重ね、現場で役に立つスキルを身につけなければなりません。

そのため、実際に簡単なサービスやアプリを作成しポートフォリオ化する、インターンに参加するなどの方法で、実務経験の不足を補っていくと良いでしょう。クラウドワークスやランサーズといったクラウドソーシングサイトで簡単な業務を受注し、実績を積むという手段もあります。

研修制度のある企業の落とし穴

未経験エンジニアを受け入れる企業の中には、研修制度が充実しているところもあります。しかし、研修制度の中で学ぶスキルと、配属先で求められるスキルにギャップがある場合も考えられるため注意が必要です。

また、クライアント企業にエンジニアを派遣するSES企業の中には、いわゆる「ブラック」な環境のものもあります。一方でスキルアップやキャリア形成のためのサポートが充実しているSES企業も多いため、エンジニアの定着率や配属の透明性を確認するとよいでしょう。

未経験エンジニアで転職成功した人の3つの共通点

ここでは、未経験からエンジニア転職を成功させた人に見られる3つの共通点を解説していきます。

  • 必要なスキルを効率よく学ぶ
  • プログラミングの実績を作る
  • コミュニティを活用する

①必要なスキルを効率よく学ぶ

エンジニアとして活躍するためには、非常に広範な知識が必要になります。そのため未経験からプログラミング学習を始める場合には、自身が携わりたい業界やサービスを明確にしたうえで、優先順位をつけて学んだ方がよいでしょう。

例えばWEBエンジニアを目指す場合、一般的にはHTML/CSS、JavaScript(React, Vueなど)といったフロンドエンドの基礎を身に着けることから始めるとよいでしょう。その上で、Node.jsやPython(Django, Flask)といったバックエンド、さらにAWS、Dockerといったインフラを学んでいくといった学習法が効率的だとされています。

未経験者が学習するには、難易度が高いプログラミング言語もあるため、自身の現状の知識と目指す職種を考慮したうえで学習内容を決めた方が良いでしょう。

②プログラミングの実績を作る

前述した通り、エンジニアとしてのスキルを身に着けるためには、インプットだけではなくアウトプット重視の学習を行う必要があります。未経験者にとって、こうしたアウトプットは企業にアピールできる「実績」を作る機会でもあります。

実績をアピールするための具体的な手段としては以下のようなものが考えられます。

GitHubでコードを公開

GitHubはプログラムのソースコードを保存・公開することが出来るWEBサービスです。無料で利用することができ、世界中の多くの開発者が利用しています。

このGitHubに個人開発の成果をにアップし、定期的にコミット(ファイルやディレクトリの追加や変更を行い記録)することで企業に実績をアピールする材料をつくることができます。

その際にはREADME(閲覧者にプロジェクトの説明やツールの使い方などを記載したもの)をしっかりと記載し、プロジェクトの意図や技術的なポイントが理解しやすいようにしておくとよいでしょう。

個人開発プロジェクトを持つ

独学で学んだ知識を活用して、自力で簡単なアプリやサービスを開発し、ポートフォリオサイトにまとめておくことも実績を企業にアピールするための有効な手段です。

着手しやすい個人開発プロジェクトとしては、天気予報アプリ、タスク管理ツール、技術ブログのCMSなどが挙げられます。完成度も重要ですが、こうしたプロジェクトを通じて、学んだことや工夫したことを明確にしておくとよいでしょう。

③コミュニティを活用する

未経験からエンジニアを目指すうえで継続的な学習は不可欠です。しかし、独りで書籍やサイトを活用して学習を続ける独学はモチベーションの維持が難しく、途中で挫折してしまう可能性も高くなります。

そのためお互いに励まし合ったり、悩みを相談することができる仲間を作ることも重要になります。エンジニア学習の仲間をつくるためには、以下のような手段が考えられます。

 エンジニア向けの勉強会・イベントに参加

企業や有志が開催しているエンジニア向けのイベントや勉強会に参加することで、他の学習者とのつながりを作ることが出来ます。こうしたつながりをつくることで技術や業界について情報交換をすることができるでしょう。

 オンラインのエンジニアコミュニティに参加

プログラミング初学者向けのオンラインコミュニティなどに入ることで、学習のモチベーション維持がしやすくなる場合もあります。こうしたコミュニティでは、先輩エンジニアからアドバイスをもらうことができる場合もあるため、転職活動やキャリアの相談をすることもできるでしょう。

未経験からのエンジニア転職をサポートしているユニタスでは定期的にオンライン勉強会イベントを開催しているため、これらに参加してみても良いでしょう。

現実を踏まえた転職成功へのロードマップ

これまで解説してきたエンジニア転職の「現実」を踏まえて、以下では、転職成功に向けたロードマップを解説していきます。

1.準備段階

準備段階では、まずプログラミング学習の基礎を身に着けます。具体的には、HTML/CSS、JavaScript、Pythonなどから始めるとよいでしょう。

ある程度、学習を進めたら、ToDo管理やチャットbotなど簡単なアプリを制作し、企業にポートフォリオとして提出できるような実績を作るようにしましょう。

また、実際に企業に入社すると、チームで開発を行うことになります。そのため、オープンソースプロジェクトや、プログラミングスクールなどを活用することでチーム開発の経験を積んでおくことをおすすめします

2.転職活動

転職活動においては、応募する企業を慎重に選ぶ必要があります。前述したとおり、「未経験OK」の求人の中には労働環境が悪い、いわゆる「ブラック」な企業もあります。そのためOpenWorkや転職会議といった口コミサイトを活用し、求人票からは知ることが出来ない企業の実態についても情報収集しておくとよいでしょう。

また、面接時にはSESの稼働状況や、研修制度・教育支援の有無といった点についても確認しておくことで就労環境が悪い企業を避けることができるでしょう。

面接で企業に効果的なアピールを行うためにはポートフォリオを活用し、実務経験をアピールする必要があります。こうした面接の準備やトレーニングを独りで行うのは困難であるため、転職エージェントの活用も検討するとよいでしょう。

転職エージェントを活用することで、自力ではたどり着けない求人情報にリーチすることが出来る場合があります。また、キャリア相談などのサポートも期待できます。

3.入社後

エンジニア転職に向けて十分な学習を積んできたつもりでも、入社後に現場で必要なスキルとのギャップに戸惑ってしまう可能性もあります。そのため、入社後に困難な状況に直面したとしても、引き続き学び続ける姿勢を持つことが重要になります。

入社後も学習のモチベーションを維持するために、自身のキャリアについて目標設定をしておくとよいでしょう。「1年でフロントエンド開発をマスターする」「3年でフルスタック エンジニアになる」といった具体的な目標を設定することで、日々の業務や学習へのモチベーションを保つことができます。

成功者の具体的な事例紹介

ここでは、実際に他職種からエンジニアへの転職を実現した人の事例を紹介していきます。

<20代男性・介護職からの転職>

介護職として働いていたHさんは、将来的な身体的負担や給与の伸び悩みを理由にエンジニアへの転職を決意。未経験であったためウェブサイトを活用し3〜4ヶ月間ほど、JavaScriptやPythonなどのプログラミング言語を学習しました。

初めての転職活動に不安を感じていたHさんは、未経験エンジニアに特化した転職エージェント「ユニタス」を利用しました。エージェントからのアドバイスや企業情報の提供は、適切な企業選びに有効だったと振り返っています。

未経験であるため入社後の研修が充実している企業を選んだHさんは、少し給与が下がったものの昇給制度がしっかりしているため満足していると語っています。

Hさんの事例からは、転職活動にあたり、自身が重要視するポイントを明確にすること、そしてエージェントを上手に活用することの重要性がうかがえます。

事例1:介護職からエンジニアへ!転職の決め手は豊富な社内研修と魅力的な昇給制度 - Unitas PASS

<20代男性・ブランクからの再チャレンジ>

 子供の頃から「ものづくり」が好きだったSさんは、大学で情報システムを専攻し、SEとしてキャリアをスタートするも持病の悪化により退職。その後、システムエンジニアという仕事への情熱から、未経験枠で再度挑戦を続けていました。

独力での転職活動に限界を感じたSさんは、転職エージェント「ユニタス」を利用。担当者が親身になってサポートしてくれたことで、効率的な転職活動が可能となったと振り返っています。

常に人手が不足しているエンジニア業界では、すぐに退職されてしまうと困るため前職を辞めた経緯について、かなり詳しく質問されたとSさんは語ります。その際には、誤解のないよう丁寧に説明することを心掛けたそうです。

不採用が続く中でも、焦らず自分に合った会社を見つけるという前向きな姿勢を持ち続けたSさんは、研修やサポート体制が整っている企業で一人前のエンジニアを目指して研鑽を積んでいます。

Sさんの事例からは、適切な準備とサポートを活用し、前向きな姿勢を持つことが重要だと言えそうです。

事例2:キャリアブランクを乗り越えて!エンジニアに再挑戦して見えた未来 - Unitas PASS

甘くはないが、未経験からのエンジニア転職は実現できる

これまで解説してきたように、未経験からのエンジニア転職は決して簡単ではありません。しかし、事前に現実を把握したうえで、適切に対策すれば決して不可能ではありません。

成功の鍵としては、「効果的な学習」「実績作り」「エージェントを活用した転職戦略」の3つが挙げられます。プログラミング知識を効率的に学習したうえで、ポートフォリオや個人開発を通じて実績を作りに取り組みましょう。そして、そうした実績をもとに転職エージェントに相談し、自身にあった企業に応募するとよいでしょう。

ユニタスは未経験エンジニアの転職をサポートしています。ユニタスのようなエージェントを上手に活用し、計画的に行動することができれば、エンジニア転職を成功させることができるでしょう。

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